スタッフ現地レポート vol.19
東北と首都圏の女性交流会で復興を考える「結プロジェクト」 7/21UP |
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東北の女性達が取り組む復興活動を共に考え、支援し、協力・応援していこうと、東北と首都圏の女性の交流会が開催されました。主催は認定NPO法人女子教育奨励会(JKSK-WEUプロジェクト)。2002年の設立以来、「女性の活力を社会の活力に」を基本理念に、ワークライフバランス等をテーマとした研究会、シンポジウムを開催してきました。
■開催日 2011年7月15日(金)-16日(土)
■場 所 (宮城県)亘理町、蔵王町
■参 加 42名
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■亘理町立郷土資料館でお話しを聞く |
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亘理町は、宮城県南部・阿武隈川の河口に位置する農業田園都市で、いちごの栽培が盛んです。
東日本大震災では町の面積の47%に津波が押し寄せ、主要産業である農業を中心に第一次産業が壊滅的被害を受けました。縄文時代の頃には海であったと予想されている所まで津波が来たそうです。
亘理町の水田面積2,749haのうち、塩害予想区域面積は1,826haに及んでいます。塩害が予想されていない区域でも、排水施設が全く機能していないために水稲作付け自粛となった区域が387ha、作付け可能区域は536haだそう。
復興の陰に隠れがちですが、地域の共有財産として当たり前にあった文化財の復旧・保存も歴史的視点からとても大事なことです。加えて震災により町民が移住し、地域に受け継がれてきた無形文化財の保存も課題になっています。例えば小正月の年中行事、ミズキの木に団子をたくさん刺す「団子さし」。ミズキはその名の通り水分が多く燃えにくいため、火事になりませんようにとの願いが込められています。団子をたくさん刺すのは今年もお米がたくさんとれますように、との願いを込めて。1月14日にしめ縄を外したら団子さしを飾ります。これまで毎年続けてきた年中行事ですが、今年はもうやらないというお宅が多いそうです。
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資料館で「しげざねくん」シールをいただきました。(写真・左)「共に前へ参ろう!!」と書いてあります。
伊達成実(亘理伊達家の初代当主)の兜の前立ては「毛虫」と言われているそう(写真・右)。毛虫は前にしか進まないので、武将にとっては「後退しない・背を向けない」という意味があったのではと推察されています。
そこで復興に向けて前へ進もうと願いを込めて、資料館では復興のシンボルしたいとこのシールを作成したのだとか。 |
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| ■亘理町災害ボランティアセンター視察 |
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3月19日に開所した亘理町の災害ボランティアセンターに行くと、七夕飾りが出迎えてくれました。「笑顔で」がモットーの亘理町のボラセンにはのべ2万人を超えるボランティアが訪れ、リピーター率も高いそう。ボランティアさんや近所の方が好意で七夕飾りを持ってきてくれ、暑いこの季節にはかき氷やスイカの差し入れが振る舞われ、連日ライブも行われるとか。入り口に掲げられた横断幕は(写真・左)ボランティアに向けたメッセージをつなぎ合わせたもの。さらに、ボランティアに来てくれた人達には亘理を好きになってもらいたいと、地元ボランティア手作りによるイチゴのストラップがプレゼントされています。ボラセンの中でこうしよう、ああしようと話し合ったわけではなく、皆さんが自主的に発案・作業をしてくださっているそう。とても活気のある、そしてあたたかな雰囲気のボラセンでした。 |
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■東北と首都圏の女性達の交流 |
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材料だけを提供して避難所にいるお母さんたちに自炊してもらう新しいスタイルの「炊き出し」をした、手間はかかるけれども木質と金属に仕分けをしながら瓦礫を集めているなど、被災当時のお話しや各地域で抱えている課題、支援活動についてのお話しをじっくり伺いました。
※話し手は、EPO東北からも環境分野で活躍する女性達をご紹介させていただきました。 |
2日目はグループにわかれてのディスカッションです。
パワフルに活動する女性達の交流は、東北からの参加者にとっては多いに勇気づけられ・励まされるものでした。また、環境NPO、行政、企業、大学関係者などさまざまな立場の方たちによる意見交換は、それぞれに活動のヒント得たり、考えさせられるものであった様子です。
EPO東北では今回初めてお会いした東北の皆さんに、改めてヒアリングをさせていただこうと考えています。後日、EPO東北NEWSや3.11レポートで詳しく皆さんの活動をご紹介いたします。
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■亘理町・山元町の現地視察レポートはこちらをご覧ください |
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