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活動のご報告

活動のご報告

<会議参加>全国EPO連絡会in函館/2016.6.2-3

2016.06.09 14:20

 全国8カ所に設置されている「環境パートナーシップオフィス(EPO)」。
 地域の特性やニーズにあわせた活動をそれぞれ展開していますが、「地域活性化に向けた協働取組の加速化事業」支援業務のように、全国のEPOが共通して取組む事業もあります。各地域の取り組み状況、共通する事業について等々、情報共有と議論のための会議『全国EPO連絡会』が開催されました。
 
■H28年度第1回全国EPO連絡会in函館
開催日:2016年6月2日(木)、3日(金)
会 場:函館市地域交流まちづくりセンター
 
 本年度第1回目の会議は函館で開催されました。年3回ある連絡会のうち1回は地方のEPOがホストとなり、現場を見せていただくエクスカーションが企画されます。国定公園でありラムサール条約登録湿地でもある大沼の環境保全と活用に関する取組を学ぼうと、会議の開催地は函館になりました。
 
 会議会場となったのは、レトロな外観の函館市地域交流まちづくりセンターです。呉服店の支店として大正12年に建てられた建物なのだとか。現在は市民活動の支援や市民の交流の場、地域情報の発信拠点として活用されています。手動のエレベーターが現存していて、会議終了後に施設の方に案内していただきました。

 年度の始めであることから、会議の冒頭には各EPOの統括より今年の重点事業について紹介がありました。「地域活性化に向けた協働取組の加速化事業」で採択された全17案件のプロジェクト概要の紹介(採択一覧はこちらでご覧いただけます(サイト内リンク))、ESDに関する事業、地球環境基金との連携について等々、盛りだくさんの議題でした。
 
 会議の参加者は、環境省 民間活動支援室、環境教育推進室、各地方事務所、そして各EPO、GEOC、合計39名でした。他ブロックの状況や事業の進め方について伺える貴重な機会でもあり、大変勉強になります。
 
 EPO東北は「東日本大震災の学びの共有」をテーマに他EPOとの連携事業に取り組んでいますが、こうした動きについても会議の場で共有されます。本年度は四国EPOと連携して9月に交流会を開催します。また、昨年度に引き続き、EPO中部、EPO九州と連携し、ESD学びあいフォーラムを開催する予定です。
 EPO東北は残念ながらエクスカーションは欠席とさせていただきましたので、参加は会議のみ。濃密な2日間でした。

(Report/Suzuki)