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活動のご報告

活動のご報告

<活動協力>GreenGiftプロジェクト(山形県)第1回「森もり散策会&大森林祭バス見学会」/2016.5.1

2016.06.16 09:50

 山形県でのGreen Gift プロジェクトが始まりました!
 第1回プログラムは、山形県南陽市で開催された「森もり散策会&大森林祭バス見学会」です。
 
  日時:2016年5月1日(日)
  場所:山形県南陽市吉野地区(吉野石膏の森)、吉野森林交流センター
  主催:特定非営利活動法人 環境ネットやまがた
  共催:日本NPOセンター
  協力:特定非営利活動法人 美しいやまがた森林活動支援センター
     東北環境パートナーシップオフィス(EPO東北)
  協賛:東京海上日動火災保険株式会社
 
 
 朝から雨が降っていたので、開会式は吉野森林交流センターの軒下で行われました。開会式では、薪割りパフォーマンスと火打ち石による点火式に子どもたちの熱い視線が集中!関係者の方々のユーモアたっぷりの挨拶も会場を盛り上げ、和やかな開会式となりました。
 
 
 午前中の散策会は2グループに分かれ、森林インストラクターの案内で吉野石膏の森を歩きました。寒さに強いカラマツの話や、和菓子の高級楊枝に使われる香りのよいクロモジの木、この時期に見られるサクラやレンゲツツジ、コナラ(どんぐり)の芽、昆虫のさなぎなど、森の植物や生き物をたくさん紹介してもらい、大人も子どもも興味津々。歩いていると、わらびやこしあぶらなどの山菜が見つかり、親子で晩ごはん分を採ったりしながら、子どもたちも楽しそうに散策していました。
 
 雨天のため、安全に配慮して約半分の散策ルートになりましたが、参加者からは「山のぼりを親子でできて楽しかった。」という感想や、「雨が降ってどうなるかと思いましたが、それも自然体験で楽しかったです。」という声が聞かれました。散策後に地元の方から振る舞われた「わらびの味噌汁」に体も心も暖まりました。
 
 午後は併催イベント「第10回大森林祭」(主催:美しいやまがた森林活動支援センター)の見学でした。ペレットや薪などの森のエネルギー展示、ピザ焼き体験、木を使った遊び、森に関するゲーム、オカリナコンサートなど、森林に関するさまざまな企画がありました。一日を通して森の魅力に触れる体験ができ、親子で参加していた方からは「環境に関して更に関心を深めました。」という声が寄せられました。
 
 
 
 このプログラムは全3回で、次回は7月24日(日)に開催される予定です。
 山形県内にお住まいでご関心のある方は、リンク先をご確認ください。
 
 
 
 
 
※「GreenGift」プロジェクト…東京海上日動火災保険株式会社が、ご契約時にお客様に「ご契約のしおり(約款)」等をホームページで閲覧する方法を選択いただくことにより、削減した紙資源の使用量策減額の一部で環境保護活動をサポートするものです。2013年より各地域の環境NPOと協力して、主に子どもたちとそのご家族を対象とした環境保護に関する体験活動を行います。環境保護に関する体験活動を通じて、子どもたちが身近なところから環境について考えるきっかけを持つことによって、持続可能な社会が実現することを目指しています。
(report/Kagawa)