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活動のご報告

活動のご報告

<EPO東北>東北地方ESD活動支援センター ESDネットワーク会議を開催しました/2017.11.10

2017.11.30 17:51

 2017年7月に東北地方ESD活動センターが立ち上がりました。東北地方では、既にESDをテーマに東北6県のネットワークをつなぐコンソーシアムが立ち上がっており、これまで宮城教育大学が主体となって教育委員会やユネスコスクールとの連携を進めてきた経緯があります。そしてEPO東北では環境分野のネットワーク形成に取り組んできました。これまで個々に活動を進めてきた教育系と環境系のネットワーク及びその他の主体が、今後ゆるやかなネットワークを形成することを期待して、情報交換と連携の場づくりを目的としたネットワーク会議を開催しました。
 
【第1回 東北地方ESD活動支援センター ESDネットワーク会議】
日時:2017年11月10日(金)10:40~12:00
会場:宮城教育大学 萩朋会館2F大会議室
参加:48名
 
内容:
1.あいさつ 環境省東北地方環境事務所
2.団体および出席者紹介
 1)ESD/ユネスコスクール・東北コンソーシアム
 2)東北環境パートナーシップオフィスおよびEPO東北パートナーシップ団体
3.東北地方ESD活動支援センター設置について
4.東北地方ESD活動支援センターの今後の進め方について
5.意見交換
 

 東北地方ESD活動支援センター企画運営委員長及川幸彦氏より、東北地方ESD活動支援センターには大きく3つの原則があること、この原則に則り5つの支援機能を持つことが説明されました。
【3つの原則】
1)東北のESDネットワークの持続発展
2)ESD実践者への効果的な支援
3)既存の取組やネットワークの特性や実績を最大限尊重した、東北全体を包括するネットワークの構築
【5つの支援機能】
1)各地域のESD活動への支援
2)ESDの学びのプラットフォームの構築
3)各地域・拠点間の連携・交流の促進
4)ESDネットワークの拡充
5)東北のESD情報の発信
 

 後半の意見交換の中では、現場のニーズに即した支援対応のためにはネットワークが重要であること、現場の課題を良く把握して具体的な支援を求める声が出されました。また、支援がどれだけ充実するのかによってプラットフォームの充実が図られる、等のご意見を頂戴しました。
 2018年2月9日(金)には、第2回目のESDネットワーク会議を開催するとともに東北ESDフォーラムを開催し、これまで連携の機会がなかった分野の主体同士の交流の場を設けたいと考えています。
(Report/Suzuki)