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お知らせ

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「学校における熱中症対策ガイドライン作成の手引き」の公表について

2021.06.07 11:45

 学校における熱中症事故は毎年5,000件程度発生しており、熱中症に関する正しい知識・対策の普及啓発とともに、学校における熱中症対策を推進していく必要があります。
 今般、環境省と文部科学省は、教育委員会等の学校設置者等が作成する熱中症対策に係る学校向けのガイドラインの作成・改訂に資するよう、初めて「学校における熱中症対策ガイドライン作成の手引き」を作成しましたのでお知らせします。
 各教育委員会等の学校設置者等におかれましては、各地域の特性等を踏まえ、本手引きの内容を参考に独自の熱中症対策のガイドラインの作成・改訂に御活用ください。
<文部科学省同時発表>
 
1.背景・目的
 近年、学校における熱中症事故は毎年5,000件程度(令和2年度は3,000件程度)発生しており、今後も気候変動の影響等を考慮すると、熱中症が国民生活に大きな影響を及ぼすことが懸念されます。
 環境省と気象庁は、暑さ指数(WBGT)(参考1参照)に基づき、熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境が予測される場合に、暑さへの「気づき」を呼びかけ国民の熱中症予防行動を効果的に促す「熱中症警戒アラート」について、令和3年4月28 日(水)から全国で運用しています(参考2、3参照)。また、文部科学省は、例年、都道府県教育委員会等を通じて、全国の小学校、中学校、高等学校等に対し、熱中症事故の防止について通知等を発出(参考4参照)し、児童生徒等の健康管理に向けた注意喚起を行うなど、学校における熱中症対策を推進しています。
 こうした中、昨年度、環境省・気象庁・文部科学省が連名で関東甲信地方の1都8県の教育委員会に対してアンケート調査を行ったところ、一部の教育委員会では熱中症対策のためのマニュアルやガイドラインを作成していますが、それらの内容の充実度には大きな差があることが分かりました。
 こうした背景から、環境省と文部科学省は、有識者による「学校現場における熱中症対策の推進に関する検討会」(参考5参照)を共同開催し、学校における実際の熱中症対策等の参考となる事項について検討しました。
 
2.「学校における熱中症対策ガイドライン作成の手引き」について
 上記検討会での検討を踏まえ、今般、「学校における熱中症対策ガイドライン作成の手引き」を作成しましたので、公表します。「学校における熱中症対策ガイドライン作成の手引き」及び概要版は、環境省熱中症予防情報サイトに掲載します。
・ 学校における熱中症対策ガイドライン作成の手引き
・ 学校における熱中症対策ガイドライン作成の手引き(概要版)
 本手引きの構成は以下のとおりです。大きく基礎編と実践編の2つに分けて記載しています。特に、実践編(第5章、第6章)は、具体的な熱中症の予防措置や熱中症発生時の対応が記載されていますので学校での活用において参考にしてください。
●はじめに
 1章 本手引きの位置づけと活用方法
 
●基礎編
 2章 熱中症とは
 3章 暑さ指数(WGBT)について
 4章 熱中症警戒アラートについて
 
●実践編
 5章 熱中症の予防措置
 6章 熱中症発生時の対応
 
●参考
 7章 熱中症による事故事例
 8章 参考資料
 
【参考1】
暑さ指数(WBGT)とは、気温、湿度、輻射熱(日差し等)からなる熱中症の危険性を示す指標である。
 
【参考2】
「環境省熱中症予防情報サイト」
(スマートフォン)https://www.wbgt.env.go.jp/sp/
 
【参考3】
「熱中症警戒アラート」の全国での運用開始について(令和3年4月23日付報道発表)
※ 熱中症警戒アラートは、環境省のLINE公式アカウントで確認することができます。
 
【参考4】
文部科学省 学校安全<通知等>
 
【参考5】
「学校現場における熱中症対策の推進に関する検討会」
 
連絡先
環境省大臣官房環境保健部環境安全課
代表 03-3581-3351
直通 03-5521-8261
 
環境省水・大気環境局大気環境課大気生活環境室
代表 03-3581-3351
直通 03-5521-8300