東北の環境パートナーシップを応援します。

6月10日（月）、平成25年度環境NPO等ビジネスモデル策定事業の第1回連絡会（キックオフ）をEPO東北で開催しました。今年度採択されたプロジェクトは2件、どちらも東北のプロジェクトです。

【宮城】一般社団法人チガノウラカゼコミュニティ

「地域の誇りを醸成する”湾プラットフォーム”作り」

宮城県塩釜エリアを中心に、湾を取り囲む市町村（七ヶ浜、多賀城、利府町、松島町、東松島市）をつないだプラットフォームの構築を目指します。この湾エリアでは古くから製塩の文化が根付き、豊かな海の恵み、湾の風景など他に自慢できる地域の資源があります。湾がもたらす自然の恵みと湾域の生活文化を体験するツアーを軸としてビジネスモデル策定に取り組みます。

【岩手】株式会社 紬

「未利用材を活かした新たな価値観創造による豊かな森づくり事業」

岩手県陸前高田市で、住宅需要で伐採が進む山々に残された切り株を加工し、ユーザーが簡単に組み立てることができる木材キットの開発プロジェクトです。第1回連絡会ではさっそく試作品を手に、どんなものへの利用が見込まれるか、ユーザー視点からの意見もあり活発な意見交換が行われました。

本事業は環境省東北地方環境事務所とEPO東北が「地域支援事務局」として伴走支援に取り組みます。

（2013/6/24　Suzuki）