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活動のご報告

活動のご報告

【ESD for 2030学び合いプロジェクト】第4回 開催しました(12/5)

2022.12.22 09:15

◇「ESD for 2030 学び合いプロジェクト」とは
ESD活動支援センター(全国・地方8ヶ所)では、ESD活動推進に資するテーマを定めて地域内外のESD関係者に交流と学び合いの機会を提供するとともに、得られた知見を活かし同様の取り組みを全国に広めていくことを目的としています。
 
 →詳細はこちら(ESD活動支援センター)
 
 
ESD for 2030学び合いプロジェクト 
東北モデルプログラム「ワールド・気候スタディーズESD/SDGs」
振り返り意見交換会
【開催日】2022年12月5日(月)
【会場】オンライン
【参加】15名
 
10月に開催した秋田県の大仙市立大曲南中学校とキリバス共和国のセントルイス中学校によるオンライン交流会について振り返り、意見交換を行いました。
前回行ったキリバス共和国を題材とした講演とワークショップをベースとして、オンライン交流会を実施したことで、日本の生徒たちに「共感」と「自分事として捉える」という意識が芽生え、行動を変えるきっかけになったのではないかと思います。また、キリバスの生徒にとっても、日本の同世代の生徒に自国の実状を知ってもらったこと、外国の環境、文化、常識などの違いを知ることができたことは大きな成果だと意見が出されました。また、気候変動や国際理解、人権など地域の中だけでは気づけない、感じられない課題に向き合えたこと、対等な国際交流ができたことで実感のこもった理解と学びに踏み込めたとご意見をいただきました。
一方、「この活動を3年生の1年だけではイベント的になってしまい、せっかく芽生えた意識を継続させる事ができないのはもったいない」「当事者として芽生えた意識を行動する・実践する人までどう繋げていくのか」という意見も出されました。そして、1年生からの3年間で「具体的に行動できる人に育てるための教育」という視点での取組みの必要性や、教員の変容のための働きかけ、ESD授業の評価指標についてなど、多くの意見をいただきました。頂戴したご意見は今後の取り組みの参考にさせていただきます。
 
■第1回勉強会 7/4に大曲南中学校で事前勉強会を行いました。詳細はこちら
■第2回勉強会 本プログラムを題材にESD実践者向け学習会を行いました。詳細はこちら
■第3回勉強会 オンライン交流授業を開催しました。詳細はこちら
 
   
 
 
 
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