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活動のご報告

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防災会議(10)朗読劇「語り継ぐ震災の記憶」/2015.3.14

2015.03.24 12:14

 2015年3月14日から18日にかけて宮城県仙台市で第3回国連防災世界会議が開催されています。東日本大震災の被災地である仙台市で開催することは、被災地の復興を世界に発信するとともに、防災に関する日本の経験と知見を国際社会と共有することが期待されています。
 第3回国連防災世界会議についてはこちらをご覧ください。
 
 本会議開催に合わせて、仙台市内の多くの会場で一般向けのパブリックフォーラムが開催されます。数多くあるイベントにEPO東北スタッフも参加してきましたので、その模様をご報告いたします。
 
催事:朗読劇「語り継ぐ震災の記憶」
    ~あの日の体験を風化させないために 後世に伝えたい本当の言葉~
主催:仙台市(若林区中央市民センター)
日時:2015年3月14日(土)10:00~12:00
会場:せんだいメディアテーク7F スタジオシアター
 
 2011年3月11日の東日本大震災の津波で被災された方々の体験を伝えていくために、若林区中央市民センターで2013年7月から11月にかけて13名の方から聞き取りを行ってまとめた冊子「語り継ぐ震災の記憶」をもとに制作された朗読劇です。劇は、荒浜など仙台市若林区六郷・七郷地区で被災した方々の体験談に基づいて構成されており、津波を目の当たりにする様子や避難所で助け合う姿などが表現されていました。
 定員100名だったのですが、会場は満席。「言葉」だけで、これだけ当時の緊迫した情景を伝えることができるのかと、演じている方々の情感込められた力強い言葉に、伝えていくことの重みを考えさせられました。
 
原作:「語り継ぐ震災の記憶」(2014年3月 若林区中央市民センター)
脚本・演出・出演:若林演劇研究会
音楽・ギター:佐藤正隆
企画・制作:仙台市若林区中央市民センター
 
(Report/Oyamada)