東北の環境パートナーシップを応援します。

　東北の身近な世界自然遺産・白神山地。今年もGreenGiftプロジェクト※が青森県で実施されます。
　第2回の自然体験プログラムは、白神山地野遊楽校「ブナ林散策 山菜を探してみよう」でした。当初はマザーツリーに会いに行くプログラムでしたが、津軽峠までの道路が土砂崩れで決壊しているため、内容が変更となりました。

 

日時：2015年6月20日（土）13：00～15：30
開催場所：白神山地内
主催：NPO法人ECOリパブリック白神
共催：日本NPOセンター
協力：有限会社ヒーリングエコツアーPROガイド エコ・遊、東北環境パートナーシップオフィス
協賛：東京海上日動火災保険株式会社
後援：環境省、弘前市、一般財団法人白神山地財団（順不同）

 

　集合場所へ向かう途中で少し雲行きがあやしいかなと思ったのですが、活動中はお天気に恵まれました。今回は、親子約50名が参加してくれました。

　開会式の後は、グループに分かれて元気よく出発し、ブナ林を散策。ガイドさんの説明を聞きながら、子どもたちはいろいろな発見をしていきます。そして、私たち大人でも勉強になることがたくさん。「ブナは多くの実をつけて森の生き物たちを養うことからクイーン、ナラは高級家具材などに理想的な材質であることからキングと言われているよ」というガイドさんのお話に、大人たちの方が「そうだったんだ～！」と大きくリアクション。

　大きな木の太い幹にタッチ！ガイドさんの「何か聞こえるかな？」という呼びかけに、みんな静かに耳をすませたのですが…

「う～ん……なにも聞こえない！」「ひんやりする！」それぞれ感じたことをお話してくれました。

　散策が終了してから、ミズ、わらび、わさびなど山菜のスケッチを行いました。さらに、お母さんやお父さんたちと一緒に、ミズの皮むき体験。中には「なかなか難しいぞ」という感じでもくもくとミズの皮むきをしている子も…自分で皮むきしたミズはお持ち帰りです。試食用にガイドさんが少しだけ塩もみしたミズをその場で用意してくれたのですが、これがとってもとっても大人気でした！　

 

　このプログラムは全4回の予定で、次回の7月26日（日）は募集の定員に達したのですが、8月に第4回が開催される予定です。青森県内にお住いでご関心のある方は下記のリンク先をご確認ください。
 
■参照URL ECOリパブリック白神（外部リンク）
■参照URL「GreenGift」プロジェクト～国内環境保護活動～（外部リンク）

 

※「GreenGift」プロジェクト…東京海上日動火災保険株式会社が、ご契約時にお客様に「ご契約のしおり（約款）」等をホームページで閲覧する方法を選択いただくことにより、削減した紙資源の使用量策減額の一部で環境保護活動をサポートするものです。2013年より各地域の環境NPOと協力して、主に子どもたちとそのご家族を対象とした環境保護に関する体験活動を行います。環境保護に関する体験活動を通じて、子どもたちが身近なところから環境について考えるきっかけを持つことによって、持続可能な社会が実現することを目指しています。