東北の環境パートナーシップを応援します。

活動のご報告

活動のご報告

<催事協力>GreenGiftプロジェクト(青森県)第3回白神山地野遊楽校/2015.7.26

2015.08.07 17:50

 東北の身近な世界自然遺産・白神山地。今年もGreenGiftプロジェクト※が青森県で実施されています。
 第3回の自然体験プログラムは、白神山地野遊楽校「特別編 かんつか(魚)を竹ヤスでとろう 野外でごはんを食べよう」でした。当初は川で魚とりのプログラムでしたが、雨の影響で増水していたため、「わら縄作り」「薪割り体験」「ノコギリ体験&コースター作り」「竹ヤス作り」「炭で魚を焼く」の5つの体験プログラムに内容が変更となりました。
 
日時:2015年7月26日(日)10:00~13:00
開催場所:西目屋村大秋地区
主催:NPO法人ECOリパブリック白神
共催:日本NPOセンター
協力:有限会社ヒーリングエコツアーPROガイド エコ・遊、東北環境パートナーシップオフィス
協賛:東京海上日動火災保険株式会社
後援:環境省、弘前市、西目屋村、陸奥新報社、東奥日報社、一般財団法人ブナの里白神公社、一般財団法人白神山地財団(順不同)
 
 川は雨の影響があったものの、当日はお天気も良く、太白公民館にてプログラムを実施しました。体験できるのは「わら縄作り」「薪割り体験」「ノコギリ体験&コースター作り」「竹ヤス作り」「炭で魚を焼く」の5つのプログラムです。地元の三上紘一さんを講師としてお招きしました。
 「薪割り体験」のコーナーでは、まずは講師の三上さんがお手本を見せてくれました。スパーン!とっても気持ちよく割れたところを見て、子ども達は「やってみたい!」とやる気がみなぎっている様子。ところが普段はあまり使う機会のない斧なので、コツをつかむまではなかなか難しい…。お母さんたちは少し心配そうにしながら子ども達を見守っていました。「わら縄作り」のコーナーでは、えんやこら♪と楽しいリズムに乗ってわらを叩き、柔らかくします。そして柔らかくなったわらを縄にしていきます。昔はそれでわらじなどを作ったそうです。
 「ノコギリ体験&コースター作り」コーナーでは、自分で木の枝を切って、やすりをかけて、オリジナルのコースター作りを行いました。やすりをかけながら「どのくらいつるつるにしよう?」と考えたり、ペンを持ったまま「何を書こう?」と悩んだり。完成すると「見て見て!」とかわいいお花やチョウチョのイラストを見せてくれました。
 今回は、川での魚とりは中止となってしまったのですが、ノコギリや斧などの道具を使ってみたり、自分で塩を振った魚を炭で焼いたり、わら縄を作ったり、子ども達はたくさんの体験ができてとっても楽しかったようです。今回体験したことが、かつてはこの地域の生活の中で当たり前に行われていたことだと知る良い機会となったのではないかと感じました。
 
 このプログラムは全4回の予定で、8月29日(土)に第4回が開催される予定です。青森県内にお住いでご関心のある方は下記のリンク先をご確認ください。
 
■参照URL ECOリパブリック白神(外部リンク)
■参照URL「GreenGift」プロジェクト~国内環境保護活動~(外部リンク)
 
※「GreenGift」プロジェクト…東京海上日動火災保険株式会社が、ご契約時にお客様に「ご契約のしおり(約款)」等をホームページで閲覧する方法を選択いただくことにより、削減した紙資源の使用量策減額の一部で環境保護活動をサポートするものです。2013年より各地域の環境NPOと協力して、主に子どもたちとそのご家族を対象とした環境保護に関する体験活動を行います。環境保護に関する体験活動を通じて、子どもたちが身近なところから環境について考えるきっかけを持つことによって、持続可能な社会が実現することを目指しています。
 
(report/Oyamada)