東北の環境パートナーシップを応援します。

活動のご報告

活動のご報告

<EPO東北>環境NPO・市民団体向けセミナー/2013.8.31

2013.09.01 00:00

TOTO株式会社主催による環境NPO・市民団体向け助成金セミナーがEPO東北の会議室にて開催されました。助成制度を通じて目指す「協働」の姿を知ってもらうことを目的としたセミナーです。

日時:8月31日(土) 13:30~16:00
主催:TOTO株式会社
協力:公益財団法人コメリ緑育成財団・東北環境パートナーシップオフィス(EPO東北)

まず、EPO東北の鈴木より「助成金申請書のコツ」を講演しました。助成金申請書を書く前に公募要領をよく読み、活動目的と助成目的が合致しているかを確認することが大切です。実際に申請書を書くときは審査員の共感を得られるよう、その活動が必要である理由と助成を受けて活動することで期待される効果を簡潔に、そして具体的に書くことが必要です。

勉強会の最初には、昨年度の採択団体・NPO法人東鳴子ゆめ会議より「さとのわプロジェクト」の事例紹介をしていただきました。勉強会の会場、食事等にもご協力いただき、ランチには「ひき肉と魚以外はすべて鳴子産」という旬の鳴子食材が詰まったお弁当を用意していただきました。

次に、助成金制度の紹介が行なわれました。公益財団法人コメリ緑育成財団から「第24回コメリ緑資金公募」、TOTO株式会社から「第9回TOTO水環境基金」について紹介していただきました。
「第24回コメリ緑資金公募」は歴史ある助成金で、緑や花に囲まれた美しいふるさとづくりを目的とした「花いっぱい運動」など、地域住民が自ら行う公共性のある植栽・植樹等の活動を対象としています。こちらの助成金は苗木や鉢、ジョウロの購入など植栽・植樹に関わるものに使用することができます。
「第9回TOTO水環境基金」は水のサイクル全般に関わる自然環境の再生・保全活動を助成の対象としています。東北では初めての助成金説明会となりました。グループ社員が選考委員として審査し、助成期間中はグループ社員が各団体の活動にボランティアとして参加する特徴があります。
閉会後は助成団体への個別質問や参加者間の情報交換などが行われました。セミナーを通じてよりよい活動が増えることを願っています。

(report/Ogino)