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活動のご報告

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<EPO東北>北海道インターンvol.1 協働取組事業 連絡会へ参加

2013.11.01 00:00

全国8か所に設置されている環境パートナーシップオフィス(EPO)間で、互いのノウハウを学びあいスタッフ間の交流を深める「EPOインターンシッププログラム」。7月にはEPO九州、EPOちゅうごくのスタッフをEPO東北で受け入れましたが、10月にはEPO東北・鈴木がEPO北海道を訪問し、1週間のインターンプログラムに参加しました。
札幌を中心に、道南へも足をのばした7日間のインターンレポートをお届けします。

■インターン初日(10/4(金))

こちらがEPO北海道のオフィス。

仙台の地下道は仙台市民も迷ったりしますが、札幌市街は碁盤の目状に街ができているので、地下通路も駅からまっすぐ一本道。地下通路から直接、EPO北海道の請負団体である公益財団法人北海道環境財団のオフィスに入れるのはとても新鮮でした。EPO北海道の倉さんの案内で楽しく地下通路を歩いて、北海道環境財団のミーティングルームをお借りして、まずはEPO北海道事業、そして北海道環境財団についてレクチャーを受けました。

■協働取組推進事業 北海道ブロック連絡会

環境省では本年度より「地域活性化を担う環境保全活動の協働取組推進事業」を展開しており、ブロックごとに各地のEPOが『地域支援事務局』として伴走支援を行なっています。インターン初日は北海道ブロックでの第2回連絡会が開催され、参加させていただきました。

前半は採択団体、EPO北海道、北海道地方環境事務所、全国事務局であるGEOC、そして有識者の皆さんを招き、クローズドの意見交換会です。スタートから「そもそもこの事業に応募した理由は」「応募してみてどうか。役に立っているか」と核心を突く質問が出されてEPO関係者が驚いていると、「実は応募要項をちゃんと読んでいなかった」なんて本音もちらりと出てきたり。。。
毎月提出する月次報告等々、団体側にとっては大変なこともたくさんありますが、これを機に現場を見つめ直し、これまでになかったネットワークを広げる新しい視点が得られたなど「メリットも多い」とのコメントもいただきました。

<北海道ブロック 採択事業>

◇知床ウトロ海域環境保全協議会
「知床半島ウトロ海域における海鳥保護と持続可能な海域利用の取り組み」
◇特定非営利活動法人もりねっと北海道
「森で遊ぶコドモと先生を増やす森林環境教育プロジェクト」

※全国の採択事業一覧はこちらでご覧いただけます。

後半は公開型の報告会が開催されました。
プロジェクトの概要、現状と課題についての報告に、参加者の皆さんは熱心に聞き入っていました。会場内で数グループにわかれてのフリートークでは、将来地域に根付く取り組みに発展していくためにはどうしたらよいかなど、活発な意見交換が行なわれていました。
「長く続けるためにはがんばりすぎないこと。ゆるやかなつながりでどう継続していけるかが課題」との発言は、東北の活動の中でもよく聞こえてくる言葉です。「現状に問題があるなら、「環境教育」ではない入口の方が、対象のニーズと合致するのかもしれない」「ターゲットやプロモーションを変えていく必要がある」などのアドバイスには、思わずEPO東北事業を思い浮かべ、、、初日から大変勉強させていただきました。

(report/Suzuki)

北海道インターンvol.1 協働取組事業 連絡会へ参加
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