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活動のご報告

活動のご報告

<催事参加>里山カフェ

2013.05.29 00:00

平成24年度環境NPO等ビジネスモデル策定事業に採択され、EPO東北が1年間伴走支援させていただいたNPO法人東鳴子ゆめ会議の「さとのわプロジェクト」で、新しい取り組みを始めたと聞き伺ってきました。

鳴子温泉郷・川渡温泉にある「山ふところの宿みやま」を会場とし、月3日間だけ開催する期間限定のカフェイベント「里山カフェ」。鳴子で採れる季節のおいしい素材をいかしたおやつとお茶を楽しみながら、里山の豊かさ、あったかさをたっぷりじっくり味わってほしい。そんなコンセプトで企画し、第1回目は5月23日、24日、25日に開催されました。

お席は和室、ロビー、テラス席から選べます。2種類のおやつ、3種類の飲み物から好きなものをそれぞれ選んでいただき、お1人様1,000円。鳴子産にこだわったカフェメニューがそろいます。

【5月のおやつ】
「摘みたてよもぎとくるみのパウンドケーキ」
 鳴子で採れた新鮮なよもぎ使用(検査済み、放射線不検出)
「春にんじんとあずきのタルト」
 鳴子の農家さんが丁寧にそだてたあずき、秋に収穫せず雪の下で越冬させ甘みを増したにんじんを使用

 鳴子の里の素材をふんだんに使いながら、他の材料も有機くるみ、てんさい糖、なたね油、有機豆乳、国産小麦など体にやさしい安全安心な素材にこだわっています。

【5月の飲み物】
「鳴子 鬼首のほっこり古代米の炒り玄米茶」
「おばあちゃんのおいしい手摘み薬草茶」
農家のおばあちゃんがさまざまな薬草12種類をを手摘みして乾燥させて作ったブレンド茶。
「たんぽぽコーヒー」
 たんぽぽの根っこを乾燥させて作るノンカフェインコーヒー

陶芸家・酒井蘭子さんとのコラボして、カフェで使う器はすべて酒井さんの作品。
  コースターは地元のおばあちゃんが古い着物で作った裂き織りのコースターなのだそう。

写真右側のお二人が、おやつを作っている「焼き菓子アンサンブル」のRicoさんとRyoさん。
 「”里山と街を結ぶ”さとのわ」では、里山カフェの他にも鳴子の地元農家がアドバイスしてくださる初心者大歓迎の畑仕事ワークショップ「畑時間」、鳴子の郷土料理を教わる里山料理教室「里山ごはんを食べに行こう」などを主催しています。
 環境NPO等ビジネスモデル策定事業終了後も順調に「さとのわ」の仲間を増やし、新しい試みにチャレンジしている様子です。プロジェクトはまだまだスタートしたばかり。ビジネスベースへの移行を目指して、今後の取り組みも応援していきたいと思っています。

里山カフェHP 6月は13(木)、14(金)、15(土)の開催です。

(2013/5/29 Report/Suzuki)