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活動のご報告

活動のご報告

<EPO東北>協働取組推進事業 東北ブロック第2回連絡会/2013.11.1

2013.11.01 10:00

環境省が環境教育等促進法に基づく協働取組を推進していくため、全国・各地域から申請、採択されたモデル事業の実証を行っています。EPOは支援事務局としてプロジェクトの伴走支援を行なっています。
⇒平成25年度採択一覧はこちら

東北ブロックでは11/1(金)に第2回連絡会を開催し、一般社団法人 持続可能で安心安全な社会をめざす新エネルギー活用推進協議会(JASFA)より「東松島市の復興を支援する環境保全協働取組事業」の取り組み状況と現在抱えている課題について報告していただきました。連絡会には協働相手である東松島市、一般社団法人東松島みらいとし機構(HOPE)、ガイズカンパニー株式会社からも出席いただき、東松島市におけるそれぞれの取り組みについてもご紹介いただきました。

本プロジェクトでは環境事業運営を担う人材育成を課題としており、東松島市や地元のNPO、企業等と協働して大人向け環境教育、子ども向け環境教育を継続して行う仕組みづくり目指しています。大人向け市民講座では人材育成と被災市民の就労支援を兼ねて、太陽光発電工事の基礎知識から屋根の設置までの実践を学ぶ大人向け環境講座を実施しています。関係企業と協働で取り組んでおり、これまで開催した講座参加者のうち、就労希望者55名中30名程が就労しています。

意見交換会では有識者より「着実に取り組まれているという印象を受けた」と評価をいただいた一方で、もっと東松島ならではの環境教育ができる素地がある、との意見をいただきました。また、本プロジェクトにおいて協働のポイントとなっている点についても指摘をいただき、インフォーマルなコミュニケーションを誰と行ってきたかなど活発な議論が行われました。
今後は中間報告会で出された意見を参考に、協働のプロセスを整理し、ノウハウの分析に取り組んでいきます。

第1回連絡会(キックオフ)レポートはこちら

(report/Suzuki)