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活動のご報告

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<EPO東北>EPO中部インターン4日目 次なるESD推進への手立てを考える

2014.12.03 10:26

 「国連ESDの10年」最終年会合も終わり、この日はESD最終年フォローアップ会合に参加しました。
 
 まず、参加者と「国連ESDの10年」最終年会合の成果を共有するところから始まりました。はじめに、ユネスコ教育局指導・学習・教育内容部長 スー・ヒャン・チョイ氏からESDユネスコ世界会議の全体の成果をお話いただき、その後、ESDに関わる9人の方から、ESD推進に関する提言や行動計画、政府によるESD推進施策が紹介されました。
 
「国連ESDの10年」最終年会合の成果物はこちら(外部リンク)をご覧下さい。
 
 午後からは、午前の情報共有を踏まえて分科会を行いました。ここでは、ESDの推進に必要な6つのテーマで分科会を設定し、今後の日本のESDを進める上で、何が課題で何を実現すべきかを議論し、提案や引き続き検討すべき課題を整理するワークショップを行いました。
 私は「学校におけるESD推進」を考える分科会に参加しました。「各学校のESDを持続的に支える政策や制度をつくる必要がある」「教員に対するESDの研修が必要である」「学校でESDを進める時のキーワードは『つなぐ』だと考える」などの意見が出ていました。ESDを知らない教員が多くいる中で、どのように学校現場でESDを進めていくべきか、その糸口が見えた意見交換になったと思います。
 
 最後に各分科会のファシリテーターが話し合われた内容を報告した上で意見交換を行いました。今回、発表してくださった方々もそうですが、多様な立場の方々がESDに関わっています。一人ひとりの参加も大切ですが、様々な方が協働で進めていくこともESDにとって重要になると考えます。EPOとして様々な人をつなぐ力をESDでも活かしていきたいと思いました。
 
 
 
 
 
(report/Nasuno)