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活動のご報告

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ESDに関するユネスコ世界会議(名古屋)参加報告その3 2014/11/11-13

2014.12.11 11:12

◇フォローアップ会合
 ユネスコ世界会議終了後の11月13日、世界会議の成果を確認し、日本国内におけるESD推進方策について議論を行う会合が開かれました。これまで学校や大学、地域の活動現場でESDに取り組んできた方、ESD推進の支援に取り組んできた方が集まりました。
 
 前半の部は、ESDユネスコ世界会議の成果の共有、さらに国内の主なステークホルダーが作成したESD推進に関する提言や行動計画、政府による施策が紹介されました。ファシリテーターが各宣言や計画のキーワードを紙に書き出し、全体でポイントとなる部分を確認しながらの進行が素晴らしく、全体で認識を共有する一助となっていたと感じます。

◆発表された宣言等
1) ESD推進のためのユネスコスクール宣言
2) ユース・ステートメント
3) 高校生フォーラム共同宣言
4) 岡山コミットメント2014
5) 「ESDの10年・地球市民会議2014」からの提言
6) 地域と市民社会からのESD推進市民提言
7) 企業によるESD宣言
8) 文部科学省施策説明
9) 環境省施策説明
    

 後半の部は、6つの分科会に分かれてワークショップが行われました。分科会ごとに3つのキーワードに焦点を絞り、議論を深めました。
                       

ステークホルダーの主たる会合の成果はこちら(外部リンク)でご覧いただけます。

 全体を通して印象に残るキーワードは、「オーナーシップ」「リーダーシップ」「パートナーシップ」の3つです。具体的な成果を上げるために、多様なステークホルダーによるパートナーシップが必要不可欠であること、各主体のリーダーシップが求められること、個々人のオーナーシップが重要であることが繰り返し述べられていました。

 
 
ESDに関するユネスコ世界会議(名古屋)参加報告その3 2014/11/11-13
(report/Suzuki)