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活動のご報告

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<EPO東北>協働取組の加速化事業 H28年度事業のキックオフ/2016.7.25

2016.07.29 15:16

 環境分野における協働取組を推進するために、協働のノウハウを明文化し全国でモデル事例を共有する目的で生まれた環境省事業が「地域活性化に向けた協働取組の加速化事業」です。
 東北地方の「協働取組加速化事業」がキックオフとなりました。
 
 
【キックオフ(第1回連絡会)】
日時:2016年7月25日(月)13:30~15:30
会場:EPO東北
 
 キックオフでは各採択団体からプロジェクトの概要と、すでに地域で開催した検討会での様子や協働相手の参画度についてご紹介いただきました。委員からは他の地域て取り組まれている類似事例の紹介、プロジェクトを進める上でポイントとなること、本事業において心に留め置いてほしい点について、助言がありました。
 各プロジェクトは8月から本格的に活動が始動する予定です。
 
 
東北ブロックの採択 2件
■団体名:一般社団法人 あきた地球環境会議
■プロジェクト名:「社会復帰プログラム×森林保全」協働取組事業vol.2
■概要:
「森林保全」と「引きこもりの就労支援」、2つの異なる取組を掛け合わせることにより、秋田県の間伐材利用を進め、森林荒廃を防ぎ、働く世代の約10%が引きこもっているとされる藤里町の就労課題を解決する新たなモデルを展開しています。昨年度の取組による成果の継続性確保と、地域性やニーズに応じた多品目化、環境教育講座の拡充・実践を通じた定着を図ります。
 
■団体名:三瀬地区自治会
■プロジェクト名:鶴岡市三瀬地区 木質バイオマスで地域のエネルギーを自給自足
■概要:
人口減に悩む三瀬地域では、コミュニティ保持の対策が進められており、その一つのテーマに再生可能エネルギーを掲げています。荒廃した山林を手入れし、間伐材を薪などの木質バイオマス利用を進めることで、エネルギーの自給自足と地域の雇用創出、地域活性を目指します。本事業では地域の大型施設に試験導入するなど、地域での活用を促進するための実証や啓発に取り組みます。
 (report/Suzuki)