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活動のご報告

活動のご報告

<催事協力>平成28年度環境教育推進ワークショップ/2016.11.10、11.11、11.16

2016.12.09 14:15

 
■青森県環境政策課が主催
 環境教育の重要性と協働取組の必要性についての理解を深めるため、環境教育・環境活動に取り組む団体や個人を対象としたワークショップが開催されました。昨年度からの継続事業です。
 EPO東北では平成27年度に引き続き、企画および当日の話題提供、ワークショップのファシリテーターとしてお手伝いをさせていただきました。
 
■ワークショップ
【弘前会場】
日時:2016年11月10日(木)13:00~15:30
会場:弘前市総合学習センター 2階 第1研修室
【青森会場】
日時:2016年11月11日(金)13:00~15:30
会場:アピオあおもり 2階 小研修室3
【おいらせ会場】
日時:2016年11月16日(水)13:00~15:30
会場:おいらせ町東公民館 2階 ホール
 
 

 冒頭には環境分野において「協働」の言葉が頻繁に使われるようになった背景、「連携」と「協働」の違いは何か、といったお話しをさせていただきました。その後グループに分かれ、テーマに沿った意見交換をしていただきました。
 最初のテーマは「子どもたちに学んでほしいこと」は何か。「季節ごとのいろんな外遊び」「人と自然のつながり」「自然の大切さ」といった環境教育視点のものから、「一から自分でやってみること、ものごとの本質」といった教育視点のものなど、様々な意見が出されました。皆さんがどんな思いを持って取り組んでいらっしゃるかを伺ってみると、お互いの意見に共感することも多かった様子でした。ワークショップで初めて顔を合わせた方も多かったようですが、最初のテーマから盛り上がる会場もありました。
 追加のテーマでは、協働を進めるにあたり、いろんな人に楽しく参加してもらうためにどんなポイントが考えられるかを話し合い、「誰かと協働で企画する」ことを意識していただきました。
 
 
 
 後半のワークショップでは、グループごとに具体的な模擬企画を考えていただきました。誰を対象に、誰と協働して、どんな企画ができるのか。やっぱり白神山地で自然を体験してほしい、暮らしと環境がつながっていることを学んで帰ってもらいたい、子ども達の自主性を引き出したいと、各会場ごとに特色のある企画案が提案され、ファシリテーターとして楽しく参加させていただきました。帰り際には参加者の皆さまから「『協働』の説明がとってもわかりやすかったです」とお声がけいただき、ほっと胸をなで下してかえって参りました。
 作成していただいた企画案は、12月12日に青森市で開催されるフォーラムの中で発表が行われる予定です。
 
 
(Report/Suzuki)