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活動のご報告

活動のご報告

<催事協力>平成28年度環境教育推進フォーラム/2016.12.12

2016.12.20 17:20

■青森県環境政策課が主催
 環境教育の重要性と協働取組の必要性についての理解を深めるため、11月には3つの地域で環境教育・環境活動に取り組む団体や個人を対象としたワークショップが開催されました。
ワークショップのレポートはこちらでご覧いただけます。
 ワークショップで考えた企画の報告や意見交換の場として、12月にはフォーラムが開催されました。昨年度からの継続事業です。EPO東北では平成27年度に引き続き、企画および当日の話題提供をお手伝いさせていただきました。

■フォーラム
日時:2016年12月12日(月)13:00~15:30
会場:青森県観光物産館アスパム 5F白鳥(青森県青森市)
内容:
1.主催者あいさつ
2.青森県の環境教育施策説明
3.基調講演「市民発・協働の環境配慮型まちづくり」/EPO東北 鈴木美紀子
4.ワークショップでの企画案発表
 「白神さまに会いに行こう!!」
 「弥生へGO!」
 「地産地消エコクッキングPart1けの汁を作ろう」
 「新幹線で親子体験!」
 「DayCamp」
5.こどもエコクラブ活動発表
6.意見交換
 
 
 最初に青森県から環境教育施策の説明がありました。青森県では平成28年3月に第5次青森県環境計画を策定し、重点施策に「子どもから大人まで青森県の環境を守り・つなぐ人づくりと仕組みづくり」を掲げています。11月に行ったワークショップや、12月に開催されたフォーラムもこの事業の一環として企画されました。
 基調講演では60分のお時間をいただき、「協働」の言葉の解説と、事例として過去に仙台市で取り組まれたごみ減量の取組をご紹介しました。
 
 後半には、11月に弘前市・青森市・おいらせ町の3地域で開催したワークショップで、グループごとに考えた模擬企画の発表が行われました。白神山地での自然体験、岩木山の麓にある野外活動施設「弥生いこいのひろば」での自然体験の他、地元の食材でエコな調理や食べ残しをしないことにも配慮した郷土料理作り、新幹線を舞台にごみの回収からリサイクルまで「ごみの旅」を追うプログラム、3Rを楽しく体験する1Dayキャンプと、さまざまな企画が発表されました。具体的に「地域のこんな人たちと協働したい」までを盛り込んだプログラムも登場し、参加者の皆さまの参考になったようです。
 
 こどもエコクラブ活動発表では、平成27年度にこどもエコクラブ全国フェスティバル壁新聞部門で環境大臣賞を受賞した、ひろさき環境パートナーシップ21こどもエコクラブより、全国フェスティバルで実際に子どもたちが行った発表の動画を見せていただきました。会場には壁新聞が掲示され、参加者の関心を誘っていました。
 来年度、青森県では体験型環境学習プランのコンテスト実施を予定しています。本年度の各企画での学びを活かした、多様な主体の協働や連携による企画提案が行われることを期待したいと思います。
 
(Report/Suzuki)