東北の環境パートナーシップを応援します。

活動のご報告

活動のご報告

<EPO東北>協働取組の加速化事業【秋田県】 パートナーシップ協定が締結されました/2017.1.12

2017.01.13 16:46

 地域活性化に向けた協働取組の加速化事業に取り組む秋田県のプロジェクトにおいて、取組を展開する地域である藤里町、取組に参画する藤里町社会福祉協議会、取組の事務局を担う一般社団法人 あきた地球環境会議の3者によるパートナーシップ協定が締結されました。
 
■地域活性化に向けた協働取組の加速化事業について
 環境分野における協働取組を推進するために、協働のノウハウを明文化し全国でモデル事例を共有する目的で生まれた環境省事業です。平成25年度から始まりました。
 
■秋田県のプロジェクトについて
◇団体名:一般社団法人 あきた地球環境会議
◇プロジェクト名:「社会復帰プログラム×森林保全」協働取組事業vol.2
◇概要:
 「森林保全」と「引きこもりの就労支援」、2つの異なる取組を掛け合わせることにより、秋田県の間伐材利用を進め、森林荒廃を防ぎ、働く世代の約10%が引きこもっているとされる藤里町の就労課題を解決する新たなモデルを展開しています。昨年度の取組による成果の継続性確保と、地域性やニーズに応じた多品目化、環境教育講座の拡充・実践を通じた定着を図ります。
 
■パートナーシップ協定について
◇名称
「福祉×森林」の視点から取り組む地域活性化推進の協力に関する協定書
 藤里町が元気になるパートナーシップ協定
◇締結の主体
 藤里町
 藤里町社会福祉協議会
 一般社団法人 あきた地球環境会議(CEEA)
◇内容
社会福祉と森林保全の両方の視点から、地域活性化に資する新たな取組を推進するために、藤里町での新たな人材育成・活用と森林保全の推進に連携・協力により取り組む。
◇調印式
日時:2017年1月12日(木)14:00~15:00
会場:藤里町三世代交流館
内容:
1.開会のことば
2.出席者紹介
3.協定の概要説明
4.協定書調印
5.あいさつ
6.列席者より一言
7.記念撮影
 
 「地域活性化に向けた協働取組の加速化事業」において組織されたプロジェクトメンバー立ち合いのもとで、協定書への調印が行われました。協定書は、本事業で木ハガキ製作を担う社会福祉協議会および訓練者の協力のもと、特別に作成していただいたA4版の木の用紙が使用されました。秋田杉の未利用材が活用されています。
 藤里町は町の総合政策で林業への関わりを増やしていくことを掲げており、佐々木町長からは「協定を締結したことで地方創生施策との連携の可能性に期待したい」とコメントがありました。協定の締結をきっかけに、本プロジェクトがさらに発展し、地域の内外へ広がっていくことを期待したいと思います。
(Report/Suzuki)