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活動のご報告

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ESDに関するユネスコ世界会議(名古屋)参加報告その1 2014/11/11-13

2014.12.11 09:55

「国連ESDの10年」のしめくくりの年である2014年11月、世界各国で取り組まれてきたESD活動の成果を共有し、2015年以降の活動について話し合う世界会議が開催されました。
≪開催概要≫
□ステークホルダーの主たる会合/岡山(11/4~/8)
 ・グローバルRCE会議
 ・ユネスコスクール世界大会
 ・ユネスコESDユース・コンファレンス
□閣僚級会合、公式・併催イベント/名古屋(11/8~13)
 ・閣僚級会合お呼び全体の取りまとめ会合
 ・フォローアップ会合
 ・公式サイドイベント、併催イベント
<参考>
◇ESDについてはこちらをご覧ください 
◇ESDに関するユネスコ世界会議の詳細はこちら(外部リンク)をご覧ください
 
 EPO東北ではこのうち名古屋で開催された併催イベントや閉会全体会合、フォローアップ会合へ参加しました。同じ時期に勉強のため、EPO中部へインターンに行っていたNasunoも出展者として、参加者として、各イベントに参加しています。インターンをしながら見たESD世界会議のレポートもあわせてご覧ください。
 
 名古屋に到着して驚いたのは、地下鉄の駅での広告です。地下鉄車内ではドアに世界会議の広告がありました。さらに、駅から会場までの街路樹にもフラッグが。
 
 屋外、屋内にはそれぞれ出展・展示ブースがあり、さまざまな展示や体験イベントがありました。地元のNPOはもちろん、海外からの出展、大学の出展ブースもありました。中でも一番印象に残っているのは、愛知商業高校の「はちみつりんご」アイスです。
 愛知商業高校では環境意識を高め、高校生によるまちづくりの新しいアプローチを探るため、2011年から校舎の屋上で都市型養蜂を開始。生徒が採取したはちみつと、岩手・陸前高田市の「米崎りんご」を使い、地元の手作りアイス工房とコラボしてできたのが「はちみつりんご」アイスなのだそう。ミツバチのはちをかけて、1個につき8円が陸前高田市の復興支援のために寄付される仕組み付です。
 予想よりもりんごがごろっと盛りだくさん、後味がはちみつ。「昨日も昼過ぎには完売したの」なんて会話も聞こえてきたので、大変な人気ぶりだったようです。ESD世界会議の出展ブースで東日本大震災の復興支援に関するプロジェクトに出会えるとは思っていなかったので、大変嬉しい出会いでした。
 
 
 
 
ESDに関するユネスコ世界会議(名古屋)参加報告その1 2014/11/11-13
 
(report/Suzuki)