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スタッフつれづれ日記

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  • 雑草に恋して【スベリヒユ】

    MIURA

    雑草は隙あらばとたくましく領域を広げています。さまざまな草が「ここは私の場所」と言いたげに葉を伸ばしています。
    雑草と十把一絡げに呼ばれていますが、それぞれ名前があります。ちょっとしたきっかけで食用になることを知った私は草むらを見る目が変わりました。
    つゆ草やヨモギは「食べられる草」として一般には知られていますが、私が注目するのはスベリヒユです。ご多分に漏れず畑や道端に生えています。真夏に青々とした葉っぱを地面に広げています。葉っぱはちょっと厚ぼったい。ポリフェノール/オメガ3脂肪酸が豊富ということで生で食べる方がいるそうです。脳の栄養といわれるオメガ3脂肪酸入り油を購入している私なので、目を皿にしてスベリヒユを探しています。それまでは、草むらは雑草の塊にしかみえませんでしたが、今は名前を知らない草を見ると食用かどうかを調べるようになりました。

     

    スベリヒユ 滑莧 /スベリヒユ科スベリヒユ属/1年草
    Portulace oleracea

    スタッフ雑記 | 2021.09.30 09:35
  • 無言の語り部たち-草木供養塔

    Support staff J

    山形県米沢市の田沢地区には江戸時代、上杉藩の御用杉がありました。上杉家の普請などに杉を使用する時の林です。当時はもちろん今と違って重機などはなく、また、木を運ぶにも「木流し」といって、川を堰き止めながら城下町へと運んでいました。そうした作業には危険が伴い、時には犠牲者も出ておりましたが、それは、杉にもそれぞれ霊魂がやどり、伐り倒した杉の魂の怒りによるものと考えられ、杉や草花を供養するために「草木供養塔」が建立されました。全国でも珍しい草木塔ですが、上杉鷹山が田沢の地に建立したのが最も古いものと言われております。鷹山の施政は、いざという

    ときには食料にもなるウコギを屋敷の垣根に用いるなど、

    自然に感謝し、自然と共存をしていく施政だったと言えます。

    ※写真は、米沢市万世町の普門寺にある草木供養塔です。

    スタッフ雑記 | 2021.09.27 17:01
  • ミニこけしさんのお出迎え

    Suzuki

    昨今の事情に合わせて「こけし」の色や形が大きく変化していることは目撃しておりましたが。鳴子温泉郷で地元愛あふれるカフェに入店したところ、呼び鈴代わりのベルの上にとっても小さな鳴子こけしが鎮座、お出迎えしてくれました。このサイズでしっかりお顔も模様も描かれている、職人さんの仕事の細かさにびっくりです。「鳴子こけし」は色々な挑戦をしていて、お腹に鳴子こけしの特徴的な模様を描いたにゃんこフォルムの「猫のこけし」も登場。猫こけしさんは日々の癒しのためにSuzukiのデスクに常駐してもらっています。

    スタッフ雑記 | 2021.09.14 11:56
  • きのこのこのこ げんきのこ

    Maki

    とある夏の日のこと、出勤時に勾当台公園にて凛とそびえ立つきのこを発見しました。よく見ると周りにもにょきにょきと…。きのこというときのこ会社のあの歌を思い出します。勾当台公園は仙台市民だけでなくきのこにとっても居心地がいい場所のようです。
    しかし、2日後くらいに見たらその場からいなくなっていたり(刈られた?)、または「もう無理~」とへなへなしてしまっていたりと、元気に頑張れよと思っていたばかりに少し寂しい気持ちになりました。
    きのこには詳しくないため、Googleのカメラ機能で調べればよかった(カメラを向けるとその植物の種類がわかる機能がある)と反省しています。
    名前を知っている方がいらっしゃいましたら是非教えてください!

    スタッフ雑記 | 2021.09.10 10:15
  • 蝉の恩返し

    Support staff X

    以前、Suzukiさんの投稿に“出張時の密かな楽しみはご当地グルメ”とありましたが、私はもう1つ、「トランヴェール」(JR東日本の新幹線座席に備え付けの小冊子です)。JR東日本管内各地の歴史や文化、風習、流行などの発信を行っている情報誌ですが、特に楽しみにしているのが沢木耕太郎さんのエッセイ。8月号は「蝉のレスキュー」と題したものでしたが、何でも、地面に仰向けになった蝉の中には、つまんで空に放り投げると自力で飛び立っていくものがおり、これを心掛けているとのこと。これは、子供の頃の昆虫採集の際に殺生してしまった蝉への罪滅ぼしの意味合いだそうですが、例え、小説「蜘蛛の糸」の主人公と同様のシチュエーションになってしまっても、蜘蛛の糸のような心許ないものではなく、蝉の力強い羽ばたきでお釈迦様の元まで運んでくれるかもしれないと締め括られていました。私もあやかってみようかと思いましたが、今年はもうすでに秋の虫のシーズン。便乗するのは来年からになりそうです。

    スタッフ雑記 | 2021.09.06 14:43
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